短編映画「君がいた街」を制作しました

製作・どまんなか協議会 制作・妄想福井プロジェクト 「君がいた街」

福井県の「新しい公共の場づくりモデル事業」の補助を受けて、短編映画を制作しました。

はじめ、どまんなか協議会を中心として運営されているどまんな館やそこを介した様々なイベントを紹介する映像を作ってほしいという依頼がきて、どちらかというとおそらくドキュメンタリータッチな映像を期待されていたような気がします。

君がいた街 011

私自身も、どまんなか協議会のイベントにはいくつか参加していて、その中でも特に、「戦前の町並み復元」を志すプロジェクトに心打たれたものです。ご存知のように、福井の街は戦争と震災で中心部は跡形もなく焼けてしまいました。しかし、形は消えても、人々、そして人々の記憶は受け継がれます。

どまんな館で継続している「戦前の町並み復元」プロジェクトでは、地域の戦前を知るお年寄りたちが、集まり、その当時のことを記した地図を目の前に広げ、昔はどうだったなぁ、ということを語られていました。本当にこの風景が美しいなと思ったのです。

このプロジェクトのこと、そして、この地図のことを、みんなに知ってもらいたいと思いました。そのときに、取る手法は、僕はドキュメンタリーではなく、ファンタジー、映画にしたいと思ったのです。

君がいた街 013

あらすじはこんな感じです。

空襲と震災で失われた戦前の福井の街。その失われた街を語り継ごうと、当時のことを記した地図を頼りに記憶を掘り起こす活動が、商店街と大学とで行われていた。この活動に関わる人々の間では、一人の謎の女の子、真希の存在が噂となって広がっていた。大学でまちづくりを学ぶ学生、石塚もその活動に加わり、ある日、真希に出会うこととなる。真希は戦前の片町の様子を詳細に知っており、石塚は商店街店主たちの記憶や古い地図をたどりに、彼女の正体を探る。実際のまちづくり活動、実在の地図に基づいた福井の街の物語。

どこで上映されるかは、決まっていませんが、近いうちに福井のどこかでみんなに見てもらいたいと思います。

(木川)

君がいた街 012

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